きもの男子通信

日本橋の休日

日本橋の三井記念美術館と三越に行ってきました。

思いがけず(?)充実!

もともと三井記念美術館に行くつもりだったのですが、
地下道を歩いていると、三越のショーウインドウに昔の三越のPR誌の表紙が飾られていました。
杉浦非水氏のもので、これがすごくいいの・・・







で、三越に吸い込まれてしまいました。

日本橋三越で面白いのは、工芸・美術(6階)と呉服(4階)、だと思います。
特に、工芸・美術は「あなたの知らない世界」。
いわゆる「アート」とは違う、「デパートの美術部」の世界が展開しています。
日本画とかお人形とか・・・

お茶道具のコーナーもあって、ここには普通のお稽古用の普通の値段のものも(そうでないものも)置いてあります。

飾られている水指は、みんな細くて小振りのものになっていました。中置き向けってことですね。

(10月くらいになると、夏の間、暑いのでお客さんから一番遠くに置いていた風炉をちょっとお客さんのほうに近づけて道具畳の真ん中くらいに置く。それを中置きというそうです。そうすると水指は細身の方が向いているそう。)

ちゃんと季節で変えてるんですね。

4階の呉服売り場では「秋の京呉服均一市」を開催中。
前にも書いたけど、これは本当にお得だと思う。
ちゃんとしたものがあるし、男物も充実してます。
10万以下、5万以下で、ちゃんとした反物が沢山あります。
袴地も沢山でます。縞、お召し、紬と種類も多い。
茶色の無地の紬の袴地、買っちゃいました。
冬のコートよ、さようならー。

そしてリビング用品売り場も面白い。
自由が丘の「品々」というモダン盆栽屋さんがきてました。
すてきだけど、世話が難しそう、と思いましたが、お話を聞くと意外にできそう。
(お店の人、すごく感じがよかった!)
もみじとかは紅葉もするとのことです。

先日、京都で買った鹿の絵に合わせてみたくなっちゃって買っちゃいました。





そして、ようやく三井記念美術館へ。

「国宝『卯花墻』と桃山の名陶」展です。

桃山時代の茶陶の代表作である志野茶碗「卯花墻」(国宝)と、同じ地域でほぼ同時代に焼かれた美濃陶の名品も展示する企画です。

つまり、桃山時代の三重で焼かれた、志野、黄瀬戸、瀬戸黒、織部が一度に見られます。

種類ごとに展示室に集められているので、とてもわかりやすい。
和の茶碗の(ぱっと見の)素朴さ。当時の中国の人がみたら、「これでいいの?!」って驚いたと思う。
でも、これがいい、というのは、中国のすごいお茶碗を知った上での価値観ともいえるような。

自分にとって意外だったのは、織部。
織部ってなんとなく「怪獣みたい」と思っていましたが。
今回の展示には端整なものが多かったです。

かなり、分量があるので、2時間くらいは必要では。
私はちょっと見きれませんでした。
先にこっち見てから、三越に行けば良かった・・・

ミュージアムショップに、「名碗を観る」という本が。

名碗を観る名碗を観る
(2011/10/15)
林屋 晴三、小堀 宗実 他

商品詳細を見る


林屋晴三氏が、小堀宗実氏(小堀遠州流家元)、千宗屋(武者小路千家若宗匠)氏とともに名碗を鑑賞するという本。
「鑑賞」といっても、観るだけではなく、そのお茶碗でお茶をたてて、飲んでいます。(すごい)

買いました。

散在したので、夕食は小諸そばで。
揚げ茄子そばと鶏そぼろ530円。揚げ茄子そばだけだと390円。



美味!

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