きもの男子通信

BRUTUS 「小津の入り口。」

今発売中のBRUTUSは「小津の入り口。」というタイトルで、映画監督、小津安二郎の特集です。

中には見開き2ページの着物の特集が!

思わず買ったけれども、読んでみると、残念な感じが・・・。

若尾文子さんの「・・・小津先生の場合は杯から徳利から何からご自分でお選びになるし、モノトーンの中に真っ赤な何かを置くとか画面の色調もすべて管理していらっしゃいましたから、隅々まで全部こだわりが徹底されていました」というインタビューが紹介された後、
「だからこそ、娘とアパートで暮らす未亡人が、今も昔も庶民にとっていつかは手にしてみたい憧れの存在である浦野理一の着物を何枚も持っている『秋日和』のような映画が生まれたのだろう。」
と書かれているんだけど、
「今も昔も庶民にとっていつかは手にしてみたい憧れの存在である浦野理一の着物」って文章の違和感はハンパなかった。なぜ、書けるの?!浦野さんの着物、好きなの?(好きだったらごめん。)

もちろん、実際には「庶民」にもいろんな趣味の人がいると思うけど、浦野理一の着物に憧れるのはちっとも「庶民的」な事じゃないと思う。(イメージとしての)鎌倉が庶民的じゃないと同じように。庶民的ってお金があまりないこととは別のことだと思う。(お金持ちでも庶民的な人はいると思う。)

このブログでも前に紹介しましたが、私も帯をもっています。
すんごく気に入っています。破けそうで怖いのであまり締めないけど。


あと、浦野さんの着物の本も持ってます。こちらもブログで紹介しました

「じゃあ庶民が憧れる、と書いて何が悪いの?」と言われちゃうかもしれないけど、それは浦野さんに、失礼だと思う。

自分の知っている浦野理一さんの着物のファンは、いしだあゆみさんと大橋歩さん。

二人の共通点は、当たり前だけど、浦野さんの美に共鳴してるってことだと思う。
だから、「今も昔も庶民にとっていつかは手にしてみたい憧れの存在である浦野理一の着物」っていう文書が気になるんだと思う。

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