きもの男子通信

ウィーンへ行く飛行機でみた映画

ウィーンに行く飛行機で、”Anchorman 2”という映画を観ました。

”2”なので、1というか、"Anchorman"という前作があるのですが、そちらは観てません。
(日本ではビデオで「俺たちニュースキャスター」というタイトルで出ているみたい。)

あんまり興味は無かったのですが、時間が沢山ったので、観たところ・・・すごく面白かった!

時代は70年代終わり。ロンとヴェロニカはアメリカのサンディエゴの地方局でニュースキャスターを勤める夫妻。

ヴェロニカは優秀なため、全国ネットのニュースのキャスターに抜擢されますが、ロンは失敗(しかも下品な感じの)が多すぎでクビに。それが原因で二人は離婚。その後ロンは、マリン・ランドのイルカ・ショーの司会をしていますが、それも話の内容が下品過ぎでクビに。

ところが、そんなロンの所に、新しく24時間ニュースを流すニューヨークの「GNN」という新しい局のディレクターからオファーがあります。「24時間ニュースなんて成功するわけない」、と思うロンですが、高給なので受ける事に。
そしてサンディエゴ時代の自分のニュース・チームの面々(どの人もかなり変)を探し出し、再結成することに。

ニューヨークにやってきたロンたち。GNNのメーン・キャストは、イケメンかつ意地悪で、早速ロンたちのチームと険悪に。ロンは、視聴率がどっちが上かの勝負を挑みます。が、イケメンは、ゴールデンタイムだし、ロンは深夜枠なので、誰もがロンが負けるに違いない・・・と思っています。

ロンのチームで作戦会議をしていますが、なかなか、いいアイデアが出てきません。「10年後、中国が世界経済を牛耳る」という予想も、ロンは「あり得ないだろ」、とポイ捨て。(←すごい皮肉が利いてるよね。)

そうこうしているうち、ロンは「視聴者が知らなければならないことじゃなくて、視聴者が聞きたいことを放送すればいいんだ」といい出します。それは、
・アメリカを褒める。
・スポーツはハイライト・シーンだけ。
・かわいい動物の映像。

放送開始から、「アメリカは神が作った偉大な国です。ナチ、ロシアをやっつけてきました」と話し出すロン。それを見た、非エリート、非インテリな感じの視聴者から「やっとテレビがまともなことを言うようになったぜ」と共感を得、視聴率ナンバーワンになります。さらにカーチェイスの実況中継なども取り入れ、人気はうなぎ上り。最初は、番組のひどさに怒っていた黒人女性のプロヂューサー、リンダも手の平を返したようにロンを評価します。というか二人はつきあうように。(しかし、リンダのエリート黒人家庭のディナーで、偏見丸出しでステレオタイプな黒人の真似をするロンはリンダの家族に総スカンに)

全米一のキャスターとして表彰されるロンは、ロックフェラーセンターのスケートリンクに、白いスーツに白い毛皮のストールという出で立ちで、スケートでフルートを吹きながら登場。華麗な回転を披露します。(???)
それに嫉妬したイケメンキャスターがマイクのコードをリンクに投げ入れ、それにひっかかったロンは転倒し、失明。

人里離れた灯台に一人で住むロン。そこにヴェロニカと息子が現れ、ロンをサポート。三人は愛に満ちた生活を取り戻します。しかし、ロンは、眼の治療法が見つかったという連絡を、ロンを失いたくないベロニカが隠していたことを知り激怒。家を出て行きます。

手術に成功して、キャスターとして復帰するロン。そこにヴェロニカが現れ、今日、息子のリサイタルがあり、ロンのために作った曲を演奏することを伝えます。しかし、そこに映画スターが浮気した恋人のペニスを切断して車で逃走、カーチェイスをしているという連絡が・・・。ロンは周りから、「復帰第一号にぴったりのビッグニュースだ」、とせき立てられます。仕方ないとあきらめるヴェロニカ。

テレビカメラの前に座ったロンは、「お久しぶりですみなさん。これまでニュースを沢山伝えてきたけど、ほとんどは本当のニュースじゃなかった。本当のニュースは、権力が何をしているかを伝えることです。」といってキャスター席を去り、息子のリサイタルへと向かいます。

映画はこのあともいろいろあるんですけど、私はとにかくこの意外な展開にびっくり。

てか、「視聴者が知らなければならないことじゃなくて、視聴者が聞きたいことを放送すればいいんだ」といって「アメリカを褒める」番組を作ったら、大人気に・・・ってもう日本の出版の状況みたいで、怖すぎる。

そして、その批判をお下劣コメディ映画でするって素敵すぎる!

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