きもの男子通信

「天才陶工 仁阿弥道八」展@サントリー美術館

行ってきました。


ポスターもかわいい!

実は、私、仁阿弥道八(にんなみどうはち)さんって全然知らなかったのですが、実に良かったです。

清水五条坂を拠点に活躍した、いわゆる京焼の名工だそう。茶道具、食器、置物などいろんなものを、楽焼や朝鮮、中国、ヨーロッパの陶器の写しまで、いろんな技法で作ってます。

京焼って私のイメージでは、西陣織と同じで、一つの決まった技法ではなくて、世界中のいろんな工芸品を研究して同じ(ような)ものを作り出す技術。そして、同じようなんだけど、色とか雰囲気がちゃんと日本人向きのテイストになっている。(あるいはなっちゃうのかも。)

 仁阿弥道八さんは、関西では「仁阿弥」と呼ばれ、仁阿弥の茶道具は茶席で現在も人気があるそうです。
茶の湯の道具も、仁阿弥さんの場合は、「求道」というよりは「あそび」という雰囲気です。写しも、本物よりも親しみやすくなっているような。
これは茶室の炉にほこりやゴミが入らないようにする蓋だそう。こんなのが茶室にあったら、利休さんもびっくり、かも。


とても楽しんで作っている感じです。「てへ」みたいな。
人気のあるキャラ(というかモチーフ)は何回も作っているみたいでもあります。 


サントリー美術館は、生活の中で使われたものや生活を描いた作品を展示することが多いの印象ですが、今回の展示はとてもサントリー美術館らしいと思います。(「生活」といっても、かなり余裕のある方のですが)

なくてもいいけど、あったら生活が楽しくなるような物が多いです。

いわゆる「写し」について、私はなんとなく、好きじゃない感じがあったのですが、今回の展示をみて、「いいんじゃないの」って思った。願わくば、オリジナルとはちょっと違う可愛げがあるといいな、と思います。

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