きもの男子通信

内藤ルネさんのこと

新宿伊勢丹で開かれている
「内藤ルネ展」 ~夢をあきらめないで~
に行ってきました。




内藤ルネさんは、1960年代~1970年代を中心に、少女雑誌のイラストやファンシーグッズのデザイン、インテリア雑誌での提案などで一世を風靡した方。1980年代からはゲイ雑誌「薔薇族」の表紙を描いていらっしゃいました。

本間さんというパートナーが編集者で、二人でいろんなアイデアを出してとても面白い雑誌を作ってこられた。

「こんにちは! マドモアゼル」という単行本も二人で作られています。(本間さんがエディター、アシスタント、モデル)。当時、ルネさんが26歳、本間さんが20歳だったそうです。



少女雑誌とゲイ雑誌というのは、一見かけ離れているけれど、なんというか、戦後の「少女」と「ゲイ」も実際にはいろいろ不自由な現実の中を生きていて、二人はそういう人たちにアイデアと夢で毎日を楽しもうという提案をしていた、という点で共通していた、と私は思っています。

私がルネさんの名前を初めて見たのは、「私の部屋」というインテリア雑載で、ルネさんはインテリアの提案やご自身のコレクションの紹介をなさっていた。





「私の部屋」もいろんな工夫が詰まった楽しい雑誌でした。


修善寺でルネさんがやっていらした美術館にいったり、東京の弥生美術館でのルネさんの展示が開かれたときのお茶会に参加したりで、ときどきルネさんとお話する機会がありました。

ある日、私の家の郵便受けに「中村松洲様」という宛名の封筒が入っていました。
差し出し人にルネさん。最後に手紙には「あなたも名前をつける考える時期ですよ。ましゅうというのはどう?」と書いてあったのです。

ちょっと不思議な感じがしたのですが、よく考えると以前、ルネさんから、ルネさんがあるイラストレーターの方に「マロン」という名前をつけてあげて「そしたらその人、運が向いてきたの」というお話をお聞きしたとき、私は何気なく「うらやましいです」と言ったんです。
それで私にも名前を付けてくれたのだと思います。
「ましゅう」。漢字で書くと「松洲」。

というわけで、私はこのブログを「中村ましゅう」という名前で書いています。

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