きもの男子通信

「丁寧な」ディストピア

「オズマガジン プラス」という雑誌を手に取りました。
「朝ごはん」の特集で、表紙の雰囲気がよかったので。

最初の方に、編集長のメッセージがありました。

XXXXXXXX
オズマガジン プラスのテーマは、
『毎日の「ふつう」を整える』です。
・・・中略・・・
毎日の「ふつう」のことを前よりもじっくり考えるようになって、
みんなに同じ「ふつう」ってないよなって思う毎日です。
でもそれって実は素敵なことで、
「ふつう」は「ふつう」を尊重しあえることに気づきました。

たとえば正義をモノサシにすると、ときに正義は争います。
宗教対立は世界から消えないし、政治だって、ネットの掲示板もそうですよね。
正義は見る角度でその様相を変えるし、人を傷つけることもある。
でも正しさとか正義というのは自分を護るのに都合がいいみたいで、
正しさだけがすべて、みたいな顔で、世間では正義がいばってます。
誰も正しくなんてないのに、正しさという実体のない言葉の陰に隠れて、
それを盾にした目に見えない刺のようなものが、
近ごろわたしたちの日常にあふれています。
・・・(中略)・・・
ここではあなたと「ふつう」のことを話していたいと思います。
「ふつう」の暮らしの中にある、「ふつう」のこと。
・・・(中略)・・・
2冊目は、毎日の「ふつう」の朝ごはんのことを考えました。
朝ごはんに、正義も悪もないですよね。
XXXXXXXXXXX

この文章を読んで、自分自身の恐ろしい「肖像」を見た気がしました。
汚染水のタンクが増えて行くことについては何も話さずに、土鍋でご飯を炊く・・・って私だ。

それって「丁寧な」ディストピアでは。

わからないことについて「これはどうなっているの?」って聞くのは全然おかしくない。
「納得できない」というのもおかしくない。
それって「刺」なのかな。
もし、「刺」だとしても、薔薇に刺があるように、きっと何かを守っている。

「ふつう」の人が正義について語らないことにしたら、強い人の正義が勝つ。

だから、少なくとも、自分の考える正義が弱い側だったら、やっぱり何かした方がいいと思う。

難しいことだと思うけど。





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