きもの男子通信

きものの勉強になる「会」

先日、友人に誘われて、「大寄せのお茶会」に。
お茶会の券を買っていくつかの茶席を回る会ですね。
券があれば、だれでも参加できます。

「気楽な会です」・・・と言われたのですが、実際にはかなり立派なお席で、来ている人も7割くらいが着物。

会場で別の友人(女性)にも会ったのですが、その人も着物でした。

その着物はとてもいい色の江戸小紋で似合っていたけれど、おはしょりが、おはしょりが・・・気になる!
で、でも言えない!本人は気にしていないみたいだし。

スマホで記念撮影したのを送ってほしいと言われたので、メールで送りました。

その後、しばらくして他の機会に会ったとき、本人が「写真見たら、おはしょりが変だったー」というので、内心ほっ。
と同時に彼女は「きちんとした着付け」のイメージを掴んでいるんだなー、と思いました。

大寄せのお茶会に行くと、一日で何十人もの比較的「きちんとした着付け」「ちゃんとしたコーディネイト」の着物の女性を見ることになるので、何度か参加すると、「きちんとした着物」のイメージがだんだん分かってくると思う。

あと、国立劇場とかの「踊りの会」でも沢山着物の人に会いますね。(ほとんどが女性ですが。)
こちらは、なんというか「かっこいい」人が多い!

お茶の会は、(色無地の人もいますが)訪問着とか華やかな柄の着物の人の率も高く、「踊りの会」の方は「ほとんど色無地みたいな付け下げ」のようなあっさりした着物が多いのですが、雰囲気は、踊りの会のほうが絶対派手。襟も抜きが大きめで。こちらも「きちんとした着物」ですが、なんというか「方向が違う」感じです。いわゆる「粋」ということかな。

たまーに、お茶会に踊りの会的な人がいると目立つし、逆もまた真なり、だと思います。

そして、個人的には、いい意味でこの中間に位置するのが、いわゆる「梨園の妻」的な着物だと思っています。お茶会にも踊りの会にも行けそうな感じ。(もちろん、着物の種類にもよりますが雰囲気として)

割と正統派の着物の場合、
<お茶会・・・梨園の妻・・・踊りの会>
というチャートで考えると自分の目指す着物の方向性が掴みやすいかも。
(「KIMONO姫」のような場合はまた別ですが。)

そういえば、以前このブログで、「きものの髪型(女子編)」という記事で、
「きもの美人になる!ヘアスタイル」という本では、
奥様+芸妓=梨園
って書いてあって、なるほどーって思った。
http://mathew.blog39.fc2.com/blog-entry-230.html?all
と書いてました。

こういう感覚は、ちょっと前まで「素人」「玄人」の違いと言われていたものに近いと思いますが(フェミニズム的にいうと「女性を素人と玄人に二分し、分断させていた」ってことか)、今の時代は、社会的立場というより、「テイスト」として、ある程度自分で決めてもいいのでは。

と、いろいろ書きましたが、そのテイストの違い自体がよくわからない、という人もいるかも。

まずは、両方の「会」に行ってみて、自分はどういう感じにしたいのか、考えてみるのも面白いと思います。

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