きもの男子通信

道明のネクタイ@伊勢丹メンズ館

上野池之端の「道明」は、帯締めや羽織紐で有名な組紐のお店です。
その「道明」が新宿伊勢丹メンズ会で、ネクタイを売るという催しがあり、組紐作りの実演もあるとのことなので、行ってきました。

道明は1652年創業で、江戸時代は刀の下緒などを主に取扱っていたそう。
明治期以降は帯締、羽織紐を主に取り扱っています。
ちなみに、組紐が、帯締めとして使われるようなったのは、結構新しくて、明治以降。
白洲正子さんの本によると、白洲さんのお母様や九条武子さんが組紐を帯締めにするのを流行らせたそう。

今も、「帯締めは絶対道明」、という人は多いみたい。
関西からも買いにくる人がいるそうです。

自分も、道明の羽織紐をいくつか持っています。
最初に買ったのは、紺地に茶色のドットになっているもの。凝ったものなので、値段も3万円以上しました。
(その頃は着物について、かなり頑張っていた。)

せっかくなので、最近よく着ているこげ茶の結城紬のお対に、多分15年ぶりくらいにその羽織紐を付けて、伊勢丹へ。



一階のネクタイ売り場には、組紐を作るための組台が置かれていて、職人さんが組紐をつくっていました。私が近づくと、がたがたっと組台から降りてきて、それは「それはこちらの家康の助真の拵ですね」と一言。助真というのは、徳川家康が持っていた刀の名前だそうです。(今は日興東照宮の神宝として伝来しているとのこと。)
その刀に使われている紐と同じ組み方の紐だと言うことです。
ネットで調べてみると、「助真」の説明に
「下絡は本来茶と紺の打まぜ目一の口が添えてあったが、現在は紺糸の部分だけがわずかに残っている。」
とありました。
参考「とちぎの文化財」http://www.tochigi-edu.ed.jp/center/bunkazai/1113001.htm

なるほど・・・

伊勢丹の売り場には、「道明」の当代(お若い)とお母様も見えられていました。
色々お話をお聞きしたところ、池之端のお店は建て直されたそう。(あとでネットで調べたら、とてもモダンなビルになっていました。)

ネクタイは、普通の長いのと、ボウタイ(蝶ネクタイ)があります。
私は、ボウタイの方が立体的なので、組紐の良さが生かされる気がしました。
形も指で調節できるし、かなりいいと思う。

自分の羽織紐と同じ配色のボウタイを購入!



今度、付けてみます。

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